司法書士の徒然草

愛知県地方在住。司法書士のこととか。いとう司法書士事務所(http://www.itou-legal.com/)

働きながら司法書士試験の勉強するには

先日、司法書士合格を目指している友人と飲んできました。
最初その話を聞いたときは、厳しい試験なので止めた方がいいんじゃないかな、と思いつつも、内心は司法書士に興味を持ってくれることが嬉しかったりしました。私は、この仕事が好きなんで。

飲んで受験時代を思い出したということで、今日は、「働きながら司法書士試験を勉強する事」についてお話ししていきます。


おそらく、司法書士試験一発合格の次に難しいのが、働きながら司法書士試験に合格することかと思います。毎日勉強しなければ、到底頭に入らない試験範囲ですので、何も考えず働きながら勉強していると、とても勉強時間が足りません。

働きながら勉強している受験生は、いったいどうすればいいんだ…と必ず悩みます。

私の受験時代、1年目は専業受験生でしたが、2年目は働きながら勉強していました。私の2年目はどうしていたかというと、その時には、最低でも1日5時間ほど勉強時間を確保していました。

通勤時間

通勤時間は片道1時間の電車でした。往復2時間。この2時間は、過去問を解いたり、Wセミナーの直前チェックを解いたりしていました。2時間も時間があったので、割と集中してすることができました。但し、座っていないとさすがにきつかったです。私は、電車出勤だったので、勉強時間に当てられましたが、通勤時間を勉強時間に当てるというのは、車出勤の人には、難しいですね。

お昼時間

お昼時間が1時間ありましたが、誰とも一緒にご飯を食べずに、公園等のベンチに座ってずっと勉強していました。おかげでこの当時の同僚とは仲良くなれず、連絡を取っていません。

自宅での勉強時間

帰宅すると大体21時になっていました。ここからが本番です。家に帰ったら、即効で机に向かって勉強を開始します。しばらくして疲れたらお風呂に入って気分転換しますが、お風呂の中でもテキストか問題集は持ち込みます。そして、そのまま深夜2時くらいまで勉強します。

まとめ

上記は、出来すぎた場合のスケジュールです。通勤時間で勉強できなかったり、帰りが22時過ぎになっていたりという事もありましたので、働きながら8時間勉強するというのは無理でしたが、働きながらでも昼間になんとか2時間くらいは勉強できれば、家に帰って3時間勉強すると、5時間確保することができます。

要するに、特別なことをやっているわけではなく、月並みですが、働いている時間と寝ている時間以外は勉強する、という事が大事なんだと思います。
働きながら勉強している方は、自分の一日の行動時間を改めて見直し、少しでも「ここは勉強できるな」と思った時間があったら勉強するようにしましょう。


●編集後記

ところで、友人が司法書士試験の勉強をしたりしているのを聞いて、自分の受験時代で困ったことをふと思い出しました。
それは、分からなかったところを質問する先がない、ということ。

1年目は資格予備校に通っていましたが、ビデオ講座だったので講師には質問できず、2年目は予備校に通わなかったので、なおさら誰にも質問できませんでした。
そんな自分の経験を元に、独学で困っている方や資格予備校で質問できない方の試験に関する質問を受付けて回答する、サイトとかサービスなんかできないかなぁと思うようになりました。
どうなんでしょうね。今のところ単なるボランティアを考えているんけどねぇ。
もう少し、アイディアを練ってみます。


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