先日、行政書士試験の合格発表日でしたね。
しまった、忘れておりました。
実は私、行政書士資格も持っています*1。持っていますが、登録していません。
何といっても、入会金・登録料が高い高い。30万円ほどするらしいです。
ちなみに司法書士は10万円ほど。
ということで、今日は、司法書士と行政書士のダブル取得について書いていこうかと思います。
ダブルで取得してメリットはあるか?
資格予備校では、お金を落としてもらうためにも「ダブルで資格をとりませんか?」という宣伝がなされています。実際にダブルで取得してメリットはあるのか?
これについては、多分、有るんだろうと思います。多分というのは実際登録していないため実感していなからなんですが、「ここで行政書士の資格があれば、役所の申請代理が気兼ねなくできなぁ」だとか、登記業務に関係ない「権利義務又は事実証明に関する書類」の相談されたらどうしようかなぁ、と悩む心配がなくなるからです*2。
並行して勉強して一気に取得できるか?
おそらく司法書士試験に受験して、その年、司法書士試験の足切にならない程度のレベルにあれば、すぐに行政書士試験の勉強を始めると、かなりの高確率で合格できるかと思います。
私は、最初に行政書士を取得してから司法書士を取得しましたので、平行していたわけではありません。行政書士試験を最初に受けて良かったと思うところは、「憲法」「民法」がある程度知識があって司法書士試験に望めたので、何も知らないよりはラッキーだったかな、というところですかね。
是非とも取得した方がいいか?
実務につくと、隣接士業の皆さんと知り合って、情報交換したり、助けてもらったりします。農地法の許認可で困ったり、外国文書の認証で困ったりしても、お客さんを紹介したり、連携して仕事をすることができるので、ものすごく困ることはありません。
むしろその方が、ネットワークが広がって良かったりします。
資格をいっぱい持っていても、全部使いこなすのは難しいですし、結局自分の体は1つしかありませんから、あれもこれもやろうとすると大変だったります。ですので、絶対に持っていなければいけない、とは思いません。
個人的には、司法書士を目指している方は、司法書士試験に専念したほうが良いと思います。