司法書士の徒然草

愛知県地方在住。司法書士のこととか。いとう司法書士事務所(http://www.itou-legal.com/)

一発合格するには、リスクを取るべし

昨日は「どうやったら司法書士試験に一発合格できるか」ではなく、「一発合格は無謀か」みたいな記事になってしましまいた。すいません。私としてはそんな考えですが、それでも一発合格するにはどうすればいいか?という事を今日は書こうかと思います。

働きながら?専業?

さて、一発合格するためには、何より勉強時間がきちんと確保できるか、という点が重要かと思います。
一説には4000時間勉強しなければ合格しないといういわれる試験ですから、一日2時間3時間勉強したくらいでは、一発合格は難しいです。

したがって、無職であること!すなわち専業受験生である!
これが条件かと思います。

ちなみに私は1年目は11月から仕事を辞めて勉強に専念していましたが、その年はダメでした…。

スケジュール

勉強スケジュールは早いに越したことはありません。
なぜなら11科目もの法律を頭に叩き込まなければならないため、直前3か月は、全科目を一杯一杯になって暗記する必要があります。
ということは全科目を早く終わらせないといけません。
これは早ければ早いほどいいと思います。最低でも試験前の3月には終わらせていないといけないでしょう。

以上の点を踏まえて、さらに一発合格をするためには…

合格ラインのギリギリを狙うこと、あとは運をまかせ。

かと思います。
本来なら、過去問を全部完璧にし、過去問を分析して今後出題される可能性のある論点を学習するのが、合格するのに一番確率が高い方法かと思います。
しかし、これを1年と数か月でこなすのはかなり難しいです。専業受験生でも難しいかと思います。

したがって、私なら、まず「こんなの出題されない」と予想した論点は、過去問を含め、すべて切り捨てます。
過去1回しか出題された事がないもの、マイナーな論点(会社法の振替株式など)、とにかく勉強範囲を限定しまくります。
限定して、狭めた勉強範囲は、もう確実に・絶対に点をとるために何度も学習しましょう。

当てが外れたら、それは仕様がないと割り切ってしましましょう。
それは1発合格を狙うための一つのリスクだからです。

ダメだった場合は

上のやり方で1発目がダメだった場合は、潔く地力をあげる学習に切り替えた方がいいでしょう。
2年目も同じような学習をするのはリスクが高すぎます。
2年目は初学者に比べてアドバンテージがあるため、そのアドバンテージを生かして、知識の量を増やして行く方が、確実に合格する率が高くなるはずです。


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