今日は、夜から東京司法書士会の相談員の研修に参加してきました。
四谷の司法書士会館では、司法書士が週に数日ほど相談会をやっております。
１回１時間×３人ほどの相談に乗り、本当に様々な相談ばかりです。
その相談員ですが、実は、司法書士の登録をすれば自動的になれるわけではありません。
いろいろと研修が必要なんですね。
今日の研修は、相談会の運用が大きく変わるため、ある条件の相談員には必須の研修でした。
さて、その相談員、実は日当が出ます。
それ目当てでやってるのか？とお思いになるかもしれませんが、
日当は高額ではありませんので、それが目的ではありません。
じゃあ、何で相談員をするのか…
”相談”というのは、本当に奥が深いんですね。
お客さんから依頼を受けるために、詳細の聞き取りをするにも、まずは”相談”から入ります。
相談の中で、いろいろな事実やお客さんの意図、表にでない背景など、様々な事を聞き取って、法的な判断をします。
これには技術や経験がとても必要なんです。この相談をおろそかにすると後々トラブルに巻き込まれたり、依頼者との信頼関係が築けなかったりします。
私自身は、債務整理専門の事務所にいた時には、月に100人ほど相談に乗っていた時期があり、かなり勉強になりました。その時つちかった技術や感覚を忘れないように、相談員をやっている感じです。
何だか、クソ真面目な内容になってしまいましたが、まあ要するに、お節介に困りごとを聞くのが好きなんですよ^^
