今日は、朝から千葉の裁判所に出かけ、すぐに結審し、事務所に戻って定款認証に行ってきて…とあわただしい一日でした。そして、気温も暖かかったため、汗だくでしたよ(泣)
さて、このブログには受験生さんが多く見に来てくれるので、今日も受験生さんが気になる事を書いて行こうかと。
それは・・・・・・
司法書士試験に合格後、直ぐに独立開業することができるか?
法令上は、とくに制限はありませんので、直ぐに司法書士の登録をして開業することは可能です。
ただ、各都道府県の司法書士会によっては、新人研修が義務付けされているので、新人研修を受けてからということにはなります。
でもそういう事ではありませんよね?
直ぐに食っていけるか?とかすぐに業務をこなすことはできるか?という事でしたら、まあ、補助者経験がない場合は、すぐに独立開業することはなかなか難しいかと思います。
司法書士試験を勉強されている受験生さんは分かるかと思いますが、試験で勉強することはあくまで理論なんですね。実際の実務では誰から書類をもらって、誰に費用を請求して、お客さんに用意してもらう資料は何が必要か…なんてことは、試験では勉強しません。新人研修で多少その点については教えられますが、ほんのさわり程度です。コネも人脈もありませんし、どうやって仕事を獲得していけばいいかも分かりません。
しかし、実務経験なくすぐに独立することが全く不可能かというとそうでもありません。
私の知り合いにも、配属研修を受けて独立した者もおりますし、司法書士が少ない都道府県では司法書士事務所の求人が少ないので、新人研修がかなり手厚く、直ぐに独立する方も多くいらっしゃるそうです。
ですので、気合と努力があればすぐに独立開業することも可能かと。しかし、そんな時には研修仲間の同期の司法書士と仲良くしておきましょう。
なぜなら、仕事での悩み事をすぐに相談できます。私も本当に同期の司法書士には助けられています。
逆に、友人が困っていた時には、自分が事件を引受けたかのように調べ物をしたりします。
それもいつも助けられているから、こういう時こそ、力にならないと。
そんな気持ちになったりします。
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