会社を設立する際には、出資金を払込む必要があります。
この払込みに関して、行政書士さんや税理士さんから質問を受けたりすることがあるのですが、行政書士さんや税理士さんのサイトを見ていても結構誤解したまま表記していることが多いので、よくある疑問を説明ておこうと思います。
払込みをする時期はいつか?
いろんなサイトをみると「定款認証後に払い込みをしてください」とあります。まあ、もしかしたら管轄によって取扱いがことなるのかもしれませんが、少なくとも東京では「定款作成日以降ならば、定款認証前でも差支えありません」。
おそらく登記申請が補正・却下になる可能性を考慮して、安全なアナウンスをしているためかと思われますが、平成19年7月6日日司連発「会社法Q&A」のQ37には以下のとおりとなっております。
払込は「振込」でないといけないか?
いろんなサイトで「”振込”にして名前を残しておいてください」とアナウンスがなされていることが多いですが、実際のところは、「入金」「振替」でも問題ありません。
これについても平成19年7月6日日司連発「会社法Q&A」のQ36にあります。