今日は演劇のお話しです。
今日はウチの劇団の後輩の舞台が客演している舞台を見に行ってきました。
いろいろと内容的に衝撃的な舞台ではありましたが、いつもよりあっという間の1時間45分でした。
友人の芝居を見に行くとき、最近気になるのが「役者の目線」
舞台にはいろいろと表現スタイルがあって、舞台上の役者間で会話して、客席には顔や目線を向けない舞台もあれば、客席に堂々と目線を向けて、長い台詞をいう舞台があります。
今日は、客席に目線を振って台詞を言う舞台でしたが、目線を客席の後ろの方をずっと向けている役者がいるんですね。
なんというか勿体ない。
そういう演技を好むお客さんもいるとは思うんですが、私は、「誰に向かって演技してんねん」と思ったりします。
舞台の役者をやる人間というのは、根っから地味だったり、やたら内気だったりとちょっと変わり者の人が多いです。舞台に立つ動機はその役者それぞれですが、根本は「人前に立って演技したい!」という思いがあって舞台に立っているはずなのですが、目線を遠くに向ける役者は、舞台上でお客さんと目線が合うのをビビッておるんですよ。それ役者かぁ?
といっても、演劇を始めて4年くらいまでは目線を意識していませんでした。
大学最後の公演だっかで、「なんか格好わるいなぁ」と思って、お客さんをガン見するようになりました。
あとウチの劇団では、口酸っぱく演出されていることもあります。
今日の舞台に出てた劇団の後輩は、さすが目線をフラットに送っていました。
さすがです。